SETIとUAPの研究に関する『ダラム(Durham)宣言』
こちらでは、SETIとUAPの研究に関するダラム宣言をご一読・ご賛同いただくことができます。
写真提供:NASAジェイムズ・ウェッブ望遠鏡
SETIおよびUAP研究に関するダラム宣言を支持するには、
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前文
20世紀半ば以来、地球外知的生命体の探査は宇宙空間における証拠の探究に努めてきたことを考慮し、
人類は遥か以前から地球上で未知の現象を経験したと報告してきたが、多くの場合、そのような現象が非人間起源のものなのか、未知で説明のつかない自然現象や心理現象なのか、それとも人間の秘密の技術によるものなのかは依然として不明であることを考慮し、
人間以外の知能の存在を示す、いかなる証拠も、人類全体にとって実存的な重要性を持つこと、そしてそれに対して厳密かつ継続的で真剣な研究が必要であることを強調する。
署名者は以下の宣言を承認することとする。
第1条
『地球外知的生命体探査(SETI)[1]と未確認異常現象(UAP)[2] の研究』は、学術研究の正当な分野である。これには自然科学、社会科学、そして芸術と人文科学が含まれる。これらの分野が連携し、相互に補完し合わなければ、両分野を全体論的かつ認識論的に理解することはできない。
第2条
『SETIとUAPの研究』は、上記各分野におけるベストプラクティス[3]に習い、学術的厳密さと方法論的透明性に対する厳しいの要求を満たす必要がある。これら各分野のいずれかの方法が、他の方法よりも先験的に優れているという推定をしてはならない。
第3条
『SETIとUAPの研究』は、一般的な学術研究の主流に組み入れられる必要がある。そのためには、特に学術雑誌およびその他の学術出版機関の管理に関して、評価への懸念や同様な反対意見など、残存する疑念を克服しなければならない。
第4条
『SETIとUAPの研究』は、国内レベルまたは国際レベルを問わず、政府機関、準政府機関、および民間機関の計画から独立した立場を追求するものとする。
第5条
『SETIとUAPの研究』には、第1条から第4条の目的を達成するため、公共政策の議論に影響を与えることを目的とした「アドボカシー活動」[4]が含まれる。
[1] The Search for Extraterrestrial Intelligenceの略
[2] Unidentified Anomalous Phenomenaの略
[3] 最も優れた手法や事例を意味する
[4] 啓発・擁護・支持活動を意味する